2012年9月9日日曜日

ヒマワリの種

秋になりました。と言ってもまだ暑い。日中は30度越えだ。日差しが厳しい、今年は。

でも、植物達は時間と共にその歩みを着実に進めている。庭で大きな花をつけていたヒマワリの花びらが散り、頭を下げてきた。花を採り日干ししたら、結構な量の種が取れた。


それをさらに干しておいたら、これを目当ての小鳥が来襲。一回に一粒ずつ。5分に一度だろうか。まあ、まめに行ったり来たりだ。大量にあるから全部取られるわけじゃあないと、余裕で見守りましょ。午後になった今もまだ行ったり来たりだ。これは、ゴジュウカラか。

一昨年に蒔いたヒマワリが大きく育ち、今年はその種から多くのヒマワリになった。だが、自然の不思議、対応力のすばらしいというべきか。蒔いた場所やら時期によって花の大きさが異なる。昨年焚火を何回もした場所では、肥料分が多かっかのだろう、直径30cmもの実に大きな花となった。そのヒマワリ、種も大きいかと思えば、大きさは変わらないけど、数が多い。



家の裏に蒔いたヒマワリは、時期が少し遅かった。日当たりも少し良くない。肥料も少ないという悪条件。その結果は、実に小さなヒマワリ達だ。でもちゃんと花をつけた。小ぶりなかわいい奴らだ。切り取ってキッチンの小さな一輪挿しに飾ってみた。

2012年9月2日日曜日

自然農 - 出穂

久々の自給生活学校。1ヵ月ぶりとなる。実はこの間、田んぼの草刈りや水量の調整などやることがあるはずなんだけど、水管理は学校主催者にお任せ。草刈りも一度やったきり。なんとも他力本願的農法になってしまった。


でも、着実に成長をしていた。我が区画の8割がたの稲穂はコウベを垂れている。順調順調、、とひとまずは安堵した。苗代一本が、今は20から40本もの茎に分結している。なんとも頼もしいものだ。大半を占める陸王品種は背が高い。赤米はそれよりちょっと背が低い。

学校の本日の活動は、イノシシ避けのネット張りと、スズメ避けの糸張りだ。イノシシは谷づたいに登ってきて、田んぼに入るとか。稲穂をじゃぶるように食べてしまうことがあるとか。最悪は、泥を体に塗るためにジャブジャブと暴れまわって、田んぼを全滅してしまうこともあるという。

スズメは、米粒を目掛けて、低空飛行して田んぼの端を狙ってくるらしい。その性質があるので、田んぼの端に細い糸を張っておく。これに羽や脚がひっかるのがイヤらしい。


午後は、カカシ作り。みんな持ち寄りの古着と木材でせっせと、楽しく思い思いのカカシをつくりました。曰く、カカシを作者に似てくるとか。


 実家からドジョウ首相カカシをわざわざ取り寄せた我が隣人。みなさんから盛んな喝采を受けていた。