2012年2月28日火曜日

リサイクル - 牛乳パック

牛乳パックは、ロウ引きのしっかりした紙なので、利用後にそのまま捨てるにはもったいない感じ。利用方法を考えている。利用その1は、小物入れ。ハサミを入れて蓋を開け閉めできるように細工。木工仕事で半端になった釘やネジを保管する箱に利用している。


利用その2は、薪ストーブの着火剤。以前ボーイスカウトのキャンプの持ち物リストに牛乳パックが載っていた。なぜ?との思った。キャンプに参加すると。炊飯に使うカマドの火つけにこれを使うのが実に都合が良いと教えてもらった。薪が着火温度になるまで長く細く燃えてくれる。新聞紙ではこうはうまくいかないのだ。

朝食用に、ソーセージを挟んだパンをアルミ箔で包み、牛乳パックに入れて火をつける。ジワジワ燃えだす。牛乳パックが燃えつきると、適度に温められたホットドックになる。これも実に良いアイディアだ。


そして現在、薪ストーブのスターターとして利用している。牛乳パックを4つに分け、ハサミで切りこみを入れておく。これを丸めて端に点火。誠に都合よく薪ストーブを始める事ができる。


2月も後わずか。春の訪れが待ち遠しい。

2012年2月23日木曜日

富士山と八ヶ岳

富士見パノラマリゾートは、入笠山の斜面に広がるスキー場だ。八ヶ岳を正面に、右に北アルプス、左に南アルプス、遠目に富士山も望める。晴れれば絶景なのだ。

ゴンドラに乗れば、次々変わる山の風景が楽しむことができる。所要時間約10分。


ゴンドラ内で、写真で八ヶ岳の山々の名前も写真で紹介してある。一番高い山が赤岳で2,899m、原村からいつも見ている阿弥陀岳は、2,805mだ。

そしてその下にこの地に伝わる民話が紹介してある。かつては八ヶ岳が日本一高いやまだった。それが、今のようにデコボコの一連の山並になった経緯が説明されている。やはりおらが山が日本一と言いたいだろうな。

以前、我が家の訪問者にも、教えていただいた記憶がある。その筋書きと同じだ。


写真をスキャナープリンタ付属のテキスト変換ソフトで簡単に取り出す事が出来るので、ここでも紹介。著作権問題が発生した場合は即削除するのであしからず。


富士山と八ヶ岳 

八ヶ岳は昔、今の富士山より高かったと言う。
ある時、富上山の女神士八ヶ岳の男神とが、高さの争いを始め、

「私の方が高い」

と男神の八ヶ岳はゆずらないが、

「いいえ私の方が高い」

と富士の女神もなかなか負けてはいなかった。

そこで両方の神は

「致し方ない、とにかく阿弥陀如来さまに仲裁を頼もう」

ということになった。

如来さまもこの仲裁には閉口して

「それは困った事だ、よし、水は正直だから水で決めよう。わしはお前さんたちの頭から頭へ樋を架けて水を流し込むことにする。低い方へ水は流れるからな」

と如来様は苦心の末、八ヶ岳の頂士から富上山の頂上に樋を架けた。

やがて水を流し込むとそれは富士山の頂上へ流れ落ちた。如来さまは

「争いをするな、女神、お前の方が低い」

と言った。

如来さまの宣言で、富士山は負けたが、女でこそあれ気の強い女神は負けた悔しさから、八ヶ岳の頭を長い太い棒でたたいた。

すると頭が八つに割れ、現在の峯ができたと伝えられています。

2012年2月19日日曜日

八ヶ岳農業自給生活学校

今年本格的に米作りを勉強しようと夫婦で学校に入学した。苗代作りから刈入れ脱穀まで一年を通して手とり足とり教えていただける。それも自然農でだ。耕さない、無肥料、無農薬、耕運機、トラクター、脱穀機など機械も使わない。道具はほぼクワとカマだけだ。昨日は顔合わせと共に、 コースのガイダンスの日だった。

八ヶ岳自給生活学校はお隣の町富士見町にあり車で20分ぐらいのところ。井戸尻遺跡という縄文遺跡の史跡があるところ。我々より若いご夫婦が運営している。今回入学の田んぼ組の他に、野菜組、雑穀組など、すべて自然農を実践を通して学ぶ場を提供している。田んぼ組はまだ空きがあり、3月下旬までならまだ間に合う。継続募集中だ。

生徒さんは我々の他に東京方面から3組。こちらに移住ご夫婦や男性が2組。みなさん、我々よりかなり若い。東京の若い女性二人組も。食や農業に対する見方は自分の若い頃からかなり変化しているように感じる。

先生ご夫妻から自然農に対する思いを懇切丁寧にご説明いただいた。現代農業は機械や化成肥料などで自然破壊の上に成り立っている。出来上がった収穫物は、見てくれは良いが味も薄いし、第一与えた化成肥料の集積でしかない。植物本来の生命力が生かされていないのだ、と力強い。有機農業とも一線をなすものだ。有機と言うが、牛や豚たちの飼料は遺伝子組み換え、抗生物質にまみれているのが実態だ。


自然農はそれにも増して、人が自然と共に生きていくことが実感できる農法だ。トラクターに乗って田を耕すと、そこに既に自然との距離を感じてしまう。クワで田と対話しながら、そこに住む虫たちや草の存在に心が癒されると。

 まだ、その領域に達するのはまだ先のこと。だんだんにそうなっていければ良いかなとまずは感じる。TPP問題、農業者高齢化など、日本の農業は大規模化、法人化がその進み道と思っていた当方としては、ちょっと考え直す必要性もね。先生は、食料生産を人口の一部の人が負うことに大きな問題があると指摘。都会の人も含めみんなが庭で自然農で大根やジャガイモを育てれば、日本の食料自給率は改善するのにと。


さて、授業は進み実習作業。種もみの選別だ。稲穂をいただいて、これから種もみをとる。根に近い方3分の1は未熟なので、先の方3分の2をしごいてバラバラにする。水を入れて浮いてくるものを捨てる。沈んだものを回収して乾燥。


この一粒一粒が、なんと2,000から4,000粒になると言う。今回5mx20mの田んぼで昨年実績50kgものコメがとれたとの情報。 自然農も侮れない。コメは他の野菜より生命力が強く育てやすいし、生産効率の良い植物なのだそうだ。

この広さの田んぼは通常、13列x100行の苗を植えるのだと。そうすると1,300粒の種もみが必要。それが、3,000粒になるとすると、1,300x3,000=3,900,000粒。インターネットで重さを調べるとコメは1,000粒あたり22gだそうだから、3,900,000 x 22 ÷1,000 = 85,800g 実に86kgのコメとなるのだ、、、と捕らぬ狸の皮算用。楽しみだ。


2012年2月11日土曜日

検査入院

 ひさびさの入院だった。一泊の。

事の始まりは、原村の健康診断。再診の指示が出たので、近くの諏訪中央病院に行くと何度かの診察の末、超音波下経直腸的前立線針生検術という長ったらしい検査になった。


手術扱いになるようで、事前に医師からの懇切丁寧な説明を受ける。家の人も同席して欲しいとの事前の指示。手術に対する同意書にサイン。続いて、輸血の用意もするのでその同意書にもサインも求められる。輸血はいろいろなリスクがあり、最悪は肺、肝臓、腎臓などの臓器移植が必要になるケースもあると。思わず「脅しますねぇ~」とため息。先生は苦笑い。

病院もクォリティー・オブ・サービスを追求しているのか、とても気持ちの良い対応だ。担当も細分化されていて、入れ替わり担当者が現れて挨拶してくれる。

看護師さん、栄養士さん、薬剤師さん、フロア婦長さん、そして夜勤の看護師さん。担当の医師は入院中何度もベットに来てくれる。一度は上司の医師と二人でだ。その他にもお茶食事の配膳係の方。みなさん、低姿勢で気楽な感じで声をかけていただいた。


でも、チョット面倒と思ったのは、何度も何度も繰り返される本人確認。「xxxxさん、名前を教えて下さい」、、って何か変じゃねぇ?って感じ。手術室に入る前にも名前、誕生日、本日の処置内容を問われて、処置内容がすぐに口に出てこなかった。緊張していたのか頭真っ白。まあ、医療ミス防止にはしょうがないこと。念には念をいれましょ。

以前、川崎の大学病院で患者をxxxx様って呼んでいたけど、何か場違いな感じだった。やっぱり敬称は「さん」でしょ。お客様じゃあないんだから。今回はxxxxさんとそれが心地良い。

明けて本日無事退院。しばらくは重いものは持ってはいけない。重労働も。なのでスキーはお休み。それは良いけど、お酒もしばらくお休みしなさいとのこと。残念。検査結果は2週間後、ちょっと心配。

2012年2月5日日曜日

照明

2月が来て丸2年になる、この家に引っ越して。早いものだ。未だ家は完成せず。焦りの気持ちはあるが、いかんせん体が言うことをきかない。外は零下の世界が続く。外に出るのもままならず。でも、ありがたい事に鉄平石の蓄熱式床暖房のおかげてヌクヌクの室内だ。ボオ~とする時間が長い。

そうは言ってもやることはあるもの。以前買っておいたりヒョンな事からいただいた照明を取り付けようと思い立った。


まずは、玄関にある風除の上にスポットライト。建築時に電気工事屋さんが配線はしてくれている。コンセントを接続して、スタンド電灯を木ネジで取り付ければ完成。


夜が来て点灯。漆喰の壁のデコボコがなんとも言えない良い味じゃあありませんか。いつもとは違う雰囲気の演出になりますなあ。

そして、間もなくと言うか、近々というか、もうそろそろ、その内にオープン・キッチンになるエリア。ここにもいただいたレールを設置して、スポットライトを取り付けた。


またまた、いつもとは違う雰囲気になったね。ありがとう。